« 閑話休憩 伏線はどこにクイズ | トップページ | 10万HIT記念 »

2009年4月15日 (水)

恋姫無双SS→真・恋姫無双 魏√34

「本当に何の防御もなかったね・・・。」

俺は呆れたように霞に言う。

「多分虎牢関が落ちたことを聞いて逃げ支度でもしてるんちゃうかな。」

霞が手引きしてくれた進入経路から俺たちは洛陽に入った。

かと言って入れたのは霞と俺と護衛として凪の3人。あまり目立つ行動は避けたかった為の人選だ。

ある程度、いざというときを考えていたのだがすんなり城まで入れたのは拍子抜けだった。

「まぁここにはほとんど兵は残っておらんからな。月・・・董卓が無理な徴兵はしなかったからなぁ。」

「ふぅん、董卓っていい人なんだね。情報はかなり錯乱してるなぁ。」

そんな話をしつつ、玉座までも普通に進入出来た。

途中不審に思う兵は居ても霞を見つけると、戻ってきたんだなぁと安心しているようだ。さすがに信頼は厚い。

玉座に来ると二人の少女が言い争っていた。

「虎牢関が落ちちゃったから直に討伐軍が来るわ。月、早く脱出するわよ。」

「でも・・・・私たちが逃げてしまったら、ここの住民達はどうなるの?」

「・・・・・・もうボクたちには関係ないでしょ。」

「ダメだよ詠ちゃん。私が責任を取ればきっと街の人たちには手を出さないよ。」

「それより詠ちゃんは逃げて。きっと私だけで大丈夫。」

「月ぇ、ボクは月をどんなことがあっても守るって決めたんだから。月がボクのすべてなの。」

「でも・・・・・・。」

そう言ったときに詠は俺たちに気づいた。

「だれ?そこにいるのは。」

「うちや、詠。」

「霞、無事だったの?」

「霞さん・・・無事だったんですね」

董卓の深刻そうだった顔に笑顔が戻る。

「あぁ、無事や。今日はあんたらに引き合わせたい人を連れてきたんや。」

「だれ?」

「やぁ、君たちが董卓ちゃんと賈駆ちゃん?俺は北郷一刀って言うんだ。君たちを助けに来たよ。」

「えっ!?」

当然の如く董卓と賈駆は驚いた。

「と、言う訳で君たちの情報はほとんど表には出ていない。だからどこかへ逃げたと言っても簡単に探せはしないと思う。」

俺は董卓達に状況を説明した。

「でも、洛陽の人たちはどうなるのでしょう?」

董卓は心配そうに尋ねる。

「大丈夫、我が軍が一番乗り出来るから住民に手出しはさせないよ。」

俺は安心させるように話す。

「ボクたちはどうするの?体の良いことを言って結局斬首するんじゃないんでしょうねぇ。」

「うーん、そうだなぁ。とりあえずウチの城に匿うって事となるかな。少し自由は制限されるけどね。ほとぼりが冷めるまで。」

「・・・・・なんか信用出来ないわ。まさか、コイツ月の体が目当てなんじゃぁ。」

「そんなことは・・・・無いよ。多分。」

「詠ちゃんダメだよ。私はこの方は信用出来ると思う。どちらにしても選択肢はないんだし・・・・」

「・・・・・・・月のためだわね。今回はコイツの言うとおりにするしかないかぁ。」

そう言いながら賈駆は俺を睨み付ける。

「でも、月には絶対手を出させないんだから。」

「あぁ、解ったよ。俺からは手を出さない。」

そう約束すると董卓が俺に向かって言う。

「董卓仲穎です。真名は月っていいます。よろしくお願いしますね。」

「あぁ、よろしく月。」

「あ、あ、月。こんな奴に真名を許すなんて。」

「でもこれからは北郷さんに匿って貰うんだよ。詠ちゃんも・・・・・・ちゃんとしなきゃダメだよ。」

「・・・・・・・賈駆文和よ。真名は詠・・・・・これで良い?」

俺に言ったと言うよりは月に向かって言ったようなものだがそこはスルーする。

「よろしくね、詠。」

俺はにこやかに微笑んだ。

---------------------------------------------

|

« 閑話休憩 伏線はどこにクイズ | トップページ | 10万HIT記念 »

SS」カテゴリの記事

コメント

着々とハーレムが完成しつつあるw
メイドプレイとはうらやましい限りだ

投稿: ゆっこ | 2009年4月15日 (水) 18時50分

うーん、まだメイドとはどこにも書いていないのですけど・・・

まぁ、もちろん月大好きな私が月のメイド姿を描写しない訳がないのですが・・・

そう言えば詠の一人称が”ボク”だって、今日書くまで忘れてました・・・

昔書いたSSを確認したけど一人称使ってなかったので一安心w

投稿: 作者 | 2009年4月15日 (水) 21時25分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 恋姫無双SS→真・恋姫無双 魏√34:

« 閑話休憩 伏線はどこにクイズ | トップページ | 10万HIT記念 »