真恋姫†無双SS 董卓√ 第23話
華雄将軍率いる千の兵は隊列も見事に進軍していく。
俺は一緒について行くのみだ。
「流石にこれだけの部隊が進んでいく様は圧巻だなぁ・・・・。」
まるで人ごとのように呟く。
「おいおい、余裕じゃないか?」
隣にいた華雄将軍はその呟きが聞こえたのであろう。俺に笑顔で話しかけた。
「いやぁ、まだ実感が湧いて居ないだけだと思うけどね・・・」
「こう言う物は経験の積み重ねだ。その重みも段々知ることと成ろう。」
「華雄将軍も最初は戸惑ったの?」
「そうだな・・・・・私でも最初は色々有ったさ。負けたこともある。」
「へぇ・・・・華雄将軍を負かす武将ってどんな凄い武将なの?」
「・・・・・江東の孫堅という武将だ・・・・奴は強かったな。」
「そんけん・・・・・・お父さんの方?」
「・・・・・孫堅は女だぞ。私を倒すのだ。当然だろう・・・・」
『女・・・・・・そうか・・・・・他の武将もみんな女だという可能性があるのか・・・・』
ここはいわゆるパラレルワールドだ・・・・・ならばそう言う事も不思議ではないという心構えがこの会話で出来た一刀だった。
「だが、確かに奴には娘がいたはずだ・・・・・孫策と孫権とか言ったかな・・・」
「へぇ、やっぱり。」
「ふむ、やっぱりというからには知っておったのか・・・・・なにやら不思議な知識は、流石天の御使いと言うべきか。」
「まぁね・・・・どこまで合致するか判らないけどこの国の知識はあるよ。」
「まぁ、その辺は賈駆にでも話してやってくれ。私は難しい話しは性に合わん。」
そんな雑談をしていると目的の場所が近づいてきた。
俺達はその近くに陣を張ると軍議を開いた。
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今日は短くここまでです
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コメント
読ませてもらいました。次回楽しみにしてます。
投稿: RuY | 2010年6月 9日 (水) 16時00分